「やさしい日本語」(「やさしい日本語」は、外国人の方など日本語を勉強中の人でもわかりやすくするために短文にしたり、文法制限を加えた日本語)に代表の高尾が出会ったのは、多摩六都科学館に在職(2017-2023)していた2018年頃です。
当時の科学館のミッションの一つである「地域貢献」と中期計画(ローリングプラン2016年)に掲げられた「ソーシャル・インクルージョンの実現」のために、取り組む課題として「多文化共生」に着目し、在住外国人のミュージアム利用促進を目指して「ミュージアムを中心とした多文化共生プロジェクト」を2019年に立ち上げました。
日本に在住する外国人は年々増加し続けています。しかしながら、科学館を含むミュージアムでは観光客向けの多言語化に取り組んでいても、地域住民としての外国人あるいは外国にルーツを持つ人々に対して取り組みをおこなっている施設はまだ少ないと言えます。
そのような状況下で「やさしい日本語」を学び、さらに活用したプログラム開発と実践を行いながら、調査活動、そして全国の様々な機会を通じて実践報告、研修を展開してきました。その中で、ミュージアムで用いる「やさしい日本語」は、単純に翻訳作業を行えばよいというものでもないこと、「やさしい日本語」が国籍や年齢、障害の有無に関わらず役立つこともわかってきました。
弊社では、ミュージアムや文化施設における「やさしい日本語」の活用が広がるために、以下の活動を行なっています。ご依頼、ご相談はCONTACTからお願いします。
【これまでのやさしい日本語関連事業実績】
●講演・話題提供・発表
●研修
●アドバイザー
●展示解説等におけるやさしい日本語の監修
●ワークショップ
●プロジェクト企画・運営
●取材対応